まいにち、なっちゃん。

だいたい、まいにち、だいばくしょう。

どうか褒めさせておくれよ。

突然ですが


なっちゃん

人を褒めるのが、とても好きです



元々家族や親戚たちが

あまり悪口を言うことを得意としない人種が多く(今思えばね)

それが良いのか悪いのかは分かりませんが

悪口を言ってるのをほとんど聞いたことがない人生でした


(一応言っておきますと

この場合の悪口は、あくまで身近な人対象ですよ

父は職場の人や知り合いの悪口は一度も言ったことなくても、嫌いな芸能人のことはボロクソ言いますし

祖母はご近所さんやお友達の悪口は一度も言ったことなくても、政治家の悪口は永遠に出てきますしね)




良く思われたい

とか

好かれたい

など

の想いから、、ってわけでもあまりなく


人を貶すより、褒めて笑ってた方が

絶対楽しい気がするのですよ

なので、なっちゃんが褒めるのが好きなのは、誰かの為じゃなくおそらく自分の為だと思います

だから、決して所謂いいひとってわけではないんだと思うのです



それになっちゃんは、どこか冷めた人間というか希薄なところがあるので

褒めたいって人としかぶっちゃけあまり会いません笑


20代の頃は人付き合いをちょっと無理して頑張ってた時期もありましたが

段々と自分にゆるくゆる〜くなり

一緒にいて気持ちが良い人とだけ付き合っていこう、と決めました

それも自分のペースで

自分が会いたい時に会おう、と


せっかくの人生の時間なので

笑顔で会える人と会いたい

そして、良いところをヘラヘラ褒めて楽しみたいと思うのですよね



ただ人生は、不思議なものなので

今の人間関係がすべてでは決してなくて

新しい出会いもあるかもしれないし

再会もあるかもしれない


そして、人間とは、もっと不思議なものなので

長い人生の中で

一緒にいたい、と思う人も

きっと変わっていくと思うのです

それは、その時の状態や状況

また、人や自分がどう変わっていくかにもよるのでしょうね


そう考えると

人付き合いというのは、それはそれは面白いものだと思うのです


いやなっちゃんはきっとそんなに上手くはないですよ笑

でも決して嫌いじゃないのです

面白いじゃんか





きっと

人を思いっきり大嫌いになれる人が

最大の勝者なような気がする時があります

その方がきっと楽だし、強いもの



でも、あいにくなっちゃんは、そうじゃない弱者です


会ってない人は山ほどいるけど

誰のことも嫌いじゃないもの

それは時としてめんどくさいものでもあります


どこか信じていたいのかもしれません


それが果たして必ずしも救われるわけではないことも知ってます




なっちゃん

中学校を半分ほどしか通ってません

大好きだった親友とも喧嘩をしました


その時に

" あの子が憎い、あの子は酷い子だよ "

と、あたしは言いました


でも、父は

" 今のお前はそう思うかもしれないけど

パパはあの子はいい子だと思うよ "

と、あたしに言いました



辛くてたまらないあたしに何故そんなことを言うのか

あたしには理解出来ずに泣きながら父に怒鳴ったことを覚えてます



でも、しばらく経ち

あたしも分かったのです

" あの子は心の綺麗な子だ " と


そう認め続けることは、あたしの人生をずっと苦しめました

だってあたしにあんな酷いこと言ったのに

もうあたしと一緒にいてくれないのに、と

でも、あたしは認め続けることにしたのです

だってだから大好きだったのだもの

その心はきっと宝物だもの



そして、間違いなく思います


やっぱり宝物でした


今その子が何処で何をしてるかも知りませんよ


その子は、あたしのことがきっと大嫌いだと思う


もうきっと友達にはなれないだろうし


話すらしてもらえないかもしれない



でも、あたしは、今でもあの子が大好きです


だから、あの時の父に

本当に感謝しています


あの時、父は、未来のあたしの心を救ってくれたのだと思います





よく聞く

人生の

" 勝ち組 " "負け組"


あたしは昔思いましたよ

あたしの人生なんて、それはそれは惨めなものなのだろうなぁ、と


でも、あたしはですよ

あくまであたしですよ

あたしは、もし 人生の " 勝ち組 " があるとしたらば

それは

" 心の底から幸せ "

ってことなのではないでしょうかね


結婚とか子供とか仕事とか役職とかお金とか

もうそんなの、ぜーんぶ人それぞれですよ

ぶっちゃけなんでもありなんじゃないでしょうか

心の底から、ってとこが大事ですよ

自分を偽ってたらダメです



なので、あたしは

その方程式でいったらば " 勝ち組 " でしょうね

だって心の底から幸せだもの

でも今だってきっとあたしの人生を惨めと思う人はいるでしょう

そんなのは関係ないのですよ


だってあたしの人生なのだもの







褒めるってことは

きっと認めるってことと似てて

その人自身を肯定すること

それはすなわちその人の人生も肯定することだからきっと好きなのだろうな


これからもいっぱい褒めて生きていきたいと思うのである


それは、色んな人生を知ることにも繋がるからである


なっちゃんが知ってる人生は、本当に小さい世界


だからどうかなっちゃんに色んな世界を見せてほしいのである






ただ


なっちゃん


立派な大人でないので


嘘がつけぬ



綺麗だと思わない人には

「綺麗ですね」

とは、口が裂けても言えないし


優しいと思わない人には

「優しいですね」

とも、言えないし



でも、綺麗がすべてじゃないし

優しさも色んな形があるし


料理が上手な人もいるし

絵を描くのが得意な人、字が綺麗な人

ポジティブな人

ネガティブ過ぎて想像力がすごい豊かな人

人には冷たいけど動物には優しい人

動物には冷たいけど人には優しい人、、、、、、、、、、、




言い出したらキリがないのですよ


そして、何にもない人はきっといないとなっちゃんは思ってます



そう信じて

これからも生きていきたいです