まいにち、なっちゃん。

だいたい、まいにち、だいばくしょう。

パワー不足。

なんだか、なにやら

ほとほと今日は、力が出ない。。


食欲もあまりない

(あのなっちゃんがだよ)


動けなくてうずくまっている



昨日行った病院で、採血をしたからかしら


しかも、なっちゃんの腕は採血に不向きみたいで

生まれて初めて手の甲に針を刺すことに

「ゴメンね、手の甲は、腕よりちょっと痛いかも」

と、謝ってくれる看護師さん


あまり手の甲に何かを刺す経験はないので、さすがのなっちゃんもビビる



プスッ、、、





…まっったく痛くないんだよなぁ笑

思わず吹き出してしまう

なっちゃんのこの身体中の肉の厚みは、色々なものを奪いながらも

色々なものから守ってくれているのかもしれない

(そもそも腕に刺せたらいいだろうが)




昔は、ほとんどの日々、元気がなかったものだから

いつもひたすら寝ていたのだけどね

愛犬と一緒に


今ではたまにこうたまらなく元気がない日がくるもんだから

逆にどうしていいのか分からないのである


人間とは自分とは薄情なもので

たまに動けてた時はそんな自分を褒めていたのに

今ではたまに動けない自分を情けなく思ってしまう



いつだってあの頃に戻りたいと思う


それは何故かは分からない


辛いことばかりだったのになぁ


ぽろぽろ泣きながら、愛犬をさすりながらひたすら一緒に寝ていた日々



あの頃は、いつの日か元気になりたい、と

自分を信じていたのかもしれない


今は、色々なことを経験し過ぎて

一緒に寝ていた愛犬も亡くし

いつか自分が終わる時をよくよく考えてしまうのだ



いつだって隣合わせでそんな自分がいるのかもしれない





そして、いつだってまた誰かをあんな風に愛おしく想ってみたい


喋るのは本当はあまり好きじゃないのかもしれない


無口な愛犬とずーっと寝ていたのだから



そうか、やはり今日はそういう日なのか


愛犬を想って泣く日なのか



死ぬのが怖いのは

君が待っている確証なんてないからだよ




春は、君と出逢えた季節


だからこんなに辛いのか、、、